カンボジア王国
安倍総理大臣とノロドム・シハモニ・カンボジア王国国王陛下との会談
令和元年10月22日

カンボジア王国国王陛下との会談
(写真提供:内閣広報室)

カンボジア王国国王陛下との会談
(写真提供:内閣広報室)
本22日,午後4時20分頃から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のノロドム・シハモニ・カンボジア王国国王陛下(H.M. Preah Bat Samdech Preah Boromneath NORODOM Sihamoni, King of Cambodia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から西村明宏内閣官房副長官ほかが,カンボジア側からノロドム・アルンラスミー王女殿下ほかが同席しました。
1 安倍総理大臣から,シハモニ国王陛下の訪日を歓迎した上で,「国王の即位15周年を心からお祝いする」「先日の台風19号の被害に対するカンボジアの方々からのお見舞いの言葉に感謝する」旨述べました。
更に,安倍総理大臣から,「故シハヌーク前国王陛下は,カンボジアの平和と発展のみならず,両国友好関係の礎を築かれた」旨述べ,逝去から7周忌を迎える同国王陛下の功績を偲びました。また,「2013年以降,両国関係は戦略的パートナーとして大きく発展している」,「日本は,カンボジアの民主的発展の道のりをともに歩んできた。全ての国民が団結し,更に力強く国の開発を進めていくための支援を今後も惜しまない」,「日本は,アンコール遺跡保存でも長年協力してきたが,こうした文化交流や人的交流を継続し,両国関係の強化に努める」旨述べました。
2 これに対し,シハモニ国王陛下から,天皇陛下のご即位という重要な儀式に出席できたことは大変光栄であるとし,天皇皇后両陛下のご健勝とご長寿をお祈りする旨述べました。また,日本が長年に亘り様々な分野でカンボジアの開発を支援していることに深い謝意を述べた上で,両国の友好・団結・協力関係が年々増進していることに心からの祝意を表しました。