カンボジア王国
サイ・チュム・カンボジア上院議長による安倍総理大臣表敬
平成28年2月25日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
本25日午後2時10分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,参議院の招待で訪日中のサイ・チュム・カンボジア上院議長(Samdech Vibolsena Pheakdei Say Chhum, President of the Senate of the Kingdom of Cambodia)の表敬訪問を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣から,訪日を歓迎する,昨年はフン・セン首相との間で3度の首脳会談を行った旨,日本は一貫してカンボジアの発展を支援してきた,今後も日・カンボジア関係を発展させていきたい旨述べました。
これに対し,サイ・チュム上院議長より,カンボジア・日本両国の友好協力関係が,あらゆる分野で発展し,戦略的パートナーシップに格上げされたことを嬉しく思う,また日本が地域及び国際社会の平和,安定と経済発展をもたらす国際的な役割を果たされていることを高く評価する旨述べました。
2 サイ・チュム上院議長からは,今後カンボジアで予定される選挙が,平和,非暴力で,全ての関係者が受け入れられる環境の中で実施できるよう準備を進めている旨の説明がありました。また,カンボジア政府は,経済社会開発と国民の生活向上のために改革に取り組んでいる旨述べました。
これに対し,安倍総理大臣から,野党との対話継続及び自由公正な選挙を期待する旨述べました。また,現在両国関係は順調であり,全日空(ANA)の定期直行便が9月に就航予定であり,今後人的・経済的交流が発展することを期待する旨述べました。また,安倍総理大臣から,日本は,ASEAN地域の平和と発展を期待しており,法の支配に基づいた解決を望んでいる旨述べました。