カンボジア王国

日・カンボジア首脳会談

平成27年7月4日

英語版 (English)

  • (写真提供:内閣広報室)
  • (写真提供:内閣広報室)
 本4日午後4時15分から約40分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第7回日本・メコン地域諸国首脳会議(第7回日・メコン首脳会議)に参加するために訪日中のフン・セン・カンボジア王国首相(Samdech Akka Moha Sena Padei Techo Hun Sen, Prime Minister of the Kingdom of Cambodia)と会談したところ,概要は以下のとおりです。

1.二国間関係
 安倍総理大臣から,本年2度目の訪日を歓迎する,日・メコン協力に関する「新東京戦略2015」の着実な実施に向け努力したい,4月の日本のODAによる「つばさ橋」の開通にお祝い申し上げる,「質の高いインフラ」を重視する我が国として,高速道路・都市交通の整備を含め,しっかりと協力していきたい旨述べました。これに対し,フン・セン首相より,第7回日メコン首脳会議の成功にお祝い申し上げる,「つばさ橋」の開通は,カンボジアのみならず,地域全体の連結性強化に資する重要な橋であり,日本政府・国民に感謝する,2013年に格上げされた両国の戦略的パートナーシップが成果を上げていることを高く評価する旨述べました。

2.政治・安全保障
 安倍総理大臣から,現在国会で審議中の「平和安全法制」について説明しつつ日本の平和国家としての根幹は不変である旨述べました。これに対し,フン・セン首相から,日本の国連PKOでの役割の拡大など「積極的平和主義」に対する高い評価と支持が表明され,南スーダンに派遣している両国のPKO部隊間の協力を行いたい旨述べました。
また,安倍総理大臣から,「積極的平和主義」の取組の一環として,カンボジアの選挙改革及びクメール・ルージュ裁判を支援していく旨述べました。これに対し,フン・セン首相より,日本の選挙改革及びクメール・ルージュ裁判への支援に感謝する旨述べるとともに,一層の支援を要請しました。
 
3.経済・人的交流
 安倍総理大臣から,日本は,「質の高いインフラ・パートナーシップ」の下,今後もカンボジアのインフラ整備及び地域の連結性強化を支援していく,近年のカンボジアへの進出日系企業の増大を更に進展させるべく,投資環境整備に向けた一層の取組を期待する旨述べました。これに対し,フン・セン首相より,近年の日本企業の投資増加を高く評価する,電力料金の引き下げなど投資環境整備に向け取り組んでいく旨述べました。
また,安倍総理大臣から,カンボジアの重視している人材育成にも引き続き協力すると共に,両国の人的交流や文化交流も積極的に推進していく旨述べました。これに対し,フン・セン首相より,これまでの日本による人材育成支援に感謝する,両国間で文化・人的交流を進めることは,両国国民の相互理解を深める上で重要である旨述べました。

4.地域・国際場裡の協力
 安倍総理大臣及びフン・セン首相は,海洋の問題,北朝鮮,拉致問題等,地域・国際場裡の課題についても有意義な話し合いを行いました。フン・セン首相からは,日本の国連改革に向けた取り組み及び日本の常任理事国入りを支持する旨の発言がありました。

このページのトップへ戻る
カンボジア王国へ戻る