報道発表
堀井外務副大臣のG20貿易大臣会合への出席(結果概要)
令和8年10月2日
9月30日から10月1日まで、堀井巌外務副大臣は、宮本周司経済産業副大臣とともに、米国のミルウォーキーにて、本年のG20議長国である米国が主催するG20貿易大臣会合に出席しました。
- 今次会合では、議長国米国が設定した、(1)威圧的貿易行為を通じた食料の武器化、(2)構造的過剰生産能力・過剰生産、(3)最恵国待遇(MFN)原則、(4)グローバル・サプライチェーンにおける強制労働の排除の4つのテーマの下、活発な意見交換が行われました。
- 堀井副大臣は、今次会合において、概要以下のとおり発言し、議論に貢献しました。
- 食料貿易への恣意的な規制が、政治的目的を実現するための圧力として使用されることを看過すべきでない。食料の武器化に対し、サプライチェーンの多角化、科学的根拠を欠く輸出入の規制の是正等の多様な取組によって対処することが必要である。
- MFN原則は、多角的貿易体制の安定性確保等の重要な機能を果たしてきている。一方、国際経済秩序は過剰生産等の問題に直面し、公正な競争条件の確保が喫緊の課題である。国際経済秩序の課題についてWTO等で議論が深化しており、その改善・強化に向けた議論を進めていく。
- 強制労働の排除を始めとするグローバル・サプライチェーンにおける人権尊重は、サプライチェーンの安定性を確保し、持続可能な経済成長を実現する上で不可欠である。日本は、国際機関との連携を通じた企業支援等を含む様々なアプローチを通じ、引き続き貢献していく。
- この他、堀井副大臣は、滞在中、G20貿易大臣会合に出席した以下の閣僚等と、各国との今後の連携等について意見交換・短時間の懇談を行いました。
- ヘロニモ・カルロス・オサ・オサ・ンザン赤道ギニア経済・貿易・産業・投資促進大臣(AU代表)
- フェルナンド・ブルン・アルゼンチン外務副大臣(国際経済関係担当)
- ドン・ファレル豪州貿易・観光・特別国務大臣
- マルシオ・エリアス・ホーザ・ブラジル開発・産業・貿易・サービス大臣
- マウロ・ヴィエイラ・ブラジル外務大臣
- マニンダー・シドゥ・カナダ国際貿易大臣
- 李成鋼・中国商務副部長
- マレシュ・シェフチョビチ欧州委員会貿易・経済安全保障担当兼機関間関係・透明性担当委員
- ニコラ・フォリシエ仏欧州・外務大臣付貿易・誘致担当大臣
- トーマス・シュテフェン・ドイツ連邦共和国経済・エネルギー省事務次官
- ピユーシュ・ゴヤル・インド商工大臣
- ブディ・サントソ・インドネシア商業大臣
- マリア・トリポーディ・イタリア外務・国際協力省政務次官
- パク・ジョンソン韓国産業通商部通商交渉本部長
- マルセロ・ルイス・エブラル・カサウボン・メキシコ経済大臣
- アンジェイ・ドマンスキ・ポーランド財務・経済大臣
- マージド・アル・カサビー・サウジアラビア商業大臣
- オメル・ボラット・トルコ共和国貿易大臣
- ジョナサン・レイノルズ・ビジネス・イノベーション英国科学・貿易大臣
- ジェイミソン・グリア米国通商代表
(参考)参加国・地域
- 【G20メンバー】
- 日本、米国(議長国)、アルゼンチン、豪州、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国、EU、アフリカ連合(AU)
- 【招待国】
- ポーランド
