報道発表

「2026年日・フィリピン友好年記念シンポジウム」における茂木外務大臣のビデオ・メッセージの発出

令和8年7月8日

 7月8日に開催されている「2026年日・フィリピン友好年記念シンポジウム」(笹川平和財団主催)に際して、茂木敏充外務大臣はビデオ・メッセージを発出したところ、メッセージの概要は以下のとおりです。

  1. 日本とフィリピンの国交正常化70周年という歴史的な節目となる本年、私は年明けの最初の出張先として、すぐにフィリピンを訪問しました。5月には、マルコス大統領及び令夫人が国賓として訪日され、両国関係の緊密さを象徴する訪問となりました。マルコス大統領の国会演説は私も直接拝聴しましたが、両国の未来に大きな希望を抱くすばらしいスピーチでした。
  2. 日本にとって、フィリピンは、海を挟んだ隣国であり、基本的価値や原則を共有する最も緊密な同志国の一つです。両国関係の「包括的・戦略的パートナーシップ」への格上げは、国際環境の変動に左右されることなく、今後も「持続的かつ重層的に同志国関係を強化する」という両国の決意を表しています。
  3. 実際に、厳しさを増す地域の安全保障環境を踏まえ、両国は、スピード感をもって、安全保障分野での協力を着実に進展させています。1月の出張の際にラザロ外相と共に署名したACSAも、先月、国会での承認を得ることができました。また、重要鉱物を始めとするサプライチェーン強靱化といった、経済安全保障分野の連携強化も進んでいます。これらは、地域の平和と安定に資するものであり、フィリピンとの協力の具体化をとても喜ばしく思っています。
  4. 本年は、両国の国交正常化70周年を記念して、「未来を共に織りなす:平和、繁栄、可能性」をテーマに、様々な行事が行われています。これらを通じ、人的交流や信頼関係の促進といった、二国間関係の基礎を更に育んでいく考えです。
  5. 日本は、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現、そして、フィリピンとの次の70年に向けて、多岐にわたる分野でのフィリピンとの協力を一層深めていきます。本日のシンポジウムでの議論が、その一助となることを期待しています。

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