報道発表
北朝鮮に関する国連安保理会合の開催
令和8年5月1日
現地時間4月30日午前、米国・ニューヨークにおいて、日本、米国、英国、フランス、デンマーク、ラトビア、バーレーン及び韓国の要請により、北朝鮮制裁委員会専門家パネルの活動終了から2年経過したことを受け、「不拡散/北朝鮮」の議題の下で国連安保理の公開会合が開催されました。
- 同会合では、多数の安保理理事国及び日本、韓国から、ロシアによる拒否権行使による北朝鮮制裁委員会専門家パネルの活動終了に改めて深い遺憾の意を表明した上で、北朝鮮の核・ミサイル開発の進展や、北朝鮮の関与が疑われる船舶による活動を始め、国連安保理決議違反・回避行動等への深い懸念を表明し、関連安保理決議の完全な履行の確保の必要性を訴えました。
- 我が国からは山﨑和之国連常駐代表がステートメントを行い、北朝鮮制裁委員会専門家パネルの活動終了に改めて深い遺憾の意を表明した上で、北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射等を通じた核・ミサイル能力の向上は、地域のみならず、国際的な不拡散体制にとっての脅威であり、核・ミサイル計画の資金源となっている悪意あるサイバー活動に対処すべきである旨指摘しました。加えて、こうした動きの背景に、露朝軍事協力もあることを指摘した上で、関連安保理決議の履行確保のために行動する重要性を強調し、この観点から、日本は、多国間制裁監視チーム(MSMT)の取組を含め、各国と連携していく旨述べました。終わりに、現在行われている核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議に言及した上で、北朝鮮による核・ミサイル開発はNPTの完全性及び信頼性に関わる挑戦である点を強調しました。

