報道発表

第1回日印AI戦略対話の開催(結果)

令和8年4月22日
参加者の集合写真
AI関連企業とのネットワーキング・セッション
MOUを掲げて写真撮影する両国関係者

 4月21日および4月22日、インド・ムンバイおよびベンガルールにおいて、花田貴裕外務省経済局参事官とアミット・シュクラ外務省サイバー外交・電子政府・情報技術担当局長を共同議長として、第1回日印AI戦略対話が開催されました。

1 日印AI戦略対話

 4月21日午後12時30分(現地時間午前9時00分)から約3時間40分、インド・ムンバイにて両国の関係省庁を交えた日印AI戦略対話を実施しました。

  1. 冒頭、花田参事官は、本年1月の日印外相間戦略対話において、両外相が、日印AI協力イニシアティブ(JAI)の下、AI分野において具体的な協力を推進していくための日印AI戦略対話の立上げに一致したことに触れつつ、インドでの初回開催を歓迎しました。
  2. また、花田参事官から、AIを含む先端技術分野において、国家間競争が激化する中、グローバルサウスの主要国であるインドとの協力の重要性が増しており、「安全、安心で信頼できるAI」エコシステムの共創に向けて、協力関係を一層強化していきたい旨述べました。
  3. その後、双方から、現在の地政学的状況を踏まえた両国のAI分野の外交政策について紹介しつつ、意見交換を行いました。この文脈において、国連やAIサミットなど、国際場裡における協力や第3国向けのAI協力についても議論を行いました。
  4. また、二国間協力では、産業別のAIソリューションの共創、人材育成、ガバナンスといった各分野で関係省庁間で行っている具体的な協力案件について紹介しつつ、今後の両国の更なる協力の方向性について議論を行いました。
  5. 双方は、現下の戦略環境において、AI分野における日印関係の重要性は益々高まっているとの認識の下、今般の議論を踏まえ、各分野における連携や協力の進展に向けて、この戦略対話の下で、今後も議論を継続していくことで一致しました。

2 日印AI関連企業とのネットワーキング・セッション

 4月22日午後1時30分(現地時間午前10時00分)から7時間30分、日印AI戦略対話の一環として、インド・ベンガルールにおいて、日印AI関連企業とのネットワーキング・セッションが開催されました。
 日本からの参加企業(アルファベット順):エイターリンク、Edgecortix、Fujitsu Research of India Private Limited、ハイレゾ、I’mbesideyou、ONESTRUCTION、ティアフォー 他
 インドからの参加企業:国産LLM(Large Language Model)開発を手がけるBharatGen、Sarvam

  1. 本交流会では、日印双方の企業から、AI技術を活用したLLM開発や、社会課題解決、ビジネスのユースケースなどが紹介されました。その上で、両者は、今後の具体的かつ実践的な協業の可能性について建設的な議論を深めました。
  2. この機会に、建設データ・AIソリューションを提供するONESTRUCTIONが、都市データ整備基盤(IUDX)を運営するDataKaveri Systemsおよび Centre of Data for Public Good(CDPG、インド理科大学院(IISc)発)と協力覚書(MOU)に署名しました。


(参考1)日印AI戦略対話

 本年(2026年)1月の茂木外務大臣のインド訪問の際に開催された第18回日印外相間戦略対話において、日印AI協力イニシアティブ(JAI)の下、AI分野において具体的な協力を推進していくための日印AI戦略対話の立上げに一致。

(参考2)日印AI協力イニシアティブ(JAI)

 昨年(2025年)8月のモディ印首相来日時に両首脳間で、AIに関する二国間及び多国間の協力を深めるために、「日印AI協力イニシアティブ(JAI)」の立上げで一致。


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