報道発表

タイ王国に対する無償資金協力「ターク県におけるミャンマーからの避難民のための保健医療サービス強化計画(WHO連携)」に関する書簡の署名・交換

令和8年2月17日

 2月17日(現地時間同日)、タイ王国の首都バンコクにおいて、大鷹正人駐タイ王国日本国特命全権大使と、アイラン・リーWHO(世界保健機関)タイ事務所代表(Dr. Ailan Li, Country Representative of World Health Organization in Thailand)との間で、4.53億円の無償資金協力「ターク県におけるミャンマーからの避難民のための保健医療サービス強化計画(WHO連携)」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ミャンマーにおける2021年のクーデター以降の情勢悪化により、タイへ避難するミャンマー人が増加しています。そのため、難民キャンプを擁するターク県の医療施設では、ミャンマー人の外来・入院患者が急増しており、こうした避難民を受け入れる地域コミュニティの保健医療体制は逼迫した状態が継続しています。
  2. このような状況の中で、ミャンマーからの避難民を受け入れる地域コミュニティの衛生環境の改善や保健医療体制の強化は、タイの地域住民やミャンマーからの避難民の生活向上はもとより、国境地域のみならず地域全体の安定を維持する上で喫緊かつ重要な課題となっています。
  3. 本計画は、タイ西部国境のターク県に所在する医療従事者向け研修施設や避難民向け医療機関・施設を補修し、さらに医療機器の整備や医療従事者の能力強化を行うものです。当該協力により、避難民を受け入れる地域の保健医療体制の強化を図ることで、適切な保健医療サービスの提供を行い、もって地域の安定化に寄与していくことが期待されます。

(参考)タイ王国基礎データ

 タイ王国は、面積約51万キロメートル、人口約6,605万人(2025年)、人口1人当たり国内総生産(GDP)は7,492ドル(2024年、IMF)。


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