報道発表
大西外務大臣政務官のアルジェリア民主人民共和国訪問
12月25日(現地時間)、大西洋平外務大臣政務官は、アルジェリア民主人民共和国を訪問しました。この訪問の概要は以下のとおりです。
1 アッターフ外相への表敬
大西政務官は、アフマド・アッターフ・アルジェリア民主人民共和国外務・在外自国民コミュニティ・アフリカ大臣(H.E. Mr. Ahmed ATTAF, Minister of State, Minister of Foreign Affairs, National Community Abroad and African Affairs of the People’s Democratic Republic of Algeria)を表敬しました。
大西政務官から、自由で開かれた安定的な国際秩序が揺らぐ中、基本的価値を共有する国々と連携を強化する必要性を訴え、アルジェリアは日本にとって重要なパートナーであり、今回の訪問は日本がマグレブ地域への関係を強化していくことを示すものである旨述べました。さらに、第1回日本・アルジェリア政府間合同経済委員会を踏まえ、改めて日系企業の円滑な活動への協力を要請しました。
これに対してアッターフ外相からは、日本とは基本的価値を共有しており良好な関係にある、今後は経済分野での存在感を一層発揮していただきたい旨の発言がありました。
2 マグラマン外務次官との会談
大西政務官は、ルネス・マグラマン・アルジェリア民主人民共和国外務次官(H.E. Mr. Lounès MAGRAMANE, Secretary General of Ministry of Foreign Affairs and National Community Abroad of the People’s Democratic Republic of Algeria)と会談を行いました。
大西政務官から、二国間関係の進展を振り返るとともに、日本企業の活動環境改善や安全対策の強化、透明な行政手続きの構築などを要請し、両国の関係を新たな段階へ引き上げることを期待する旨、表明しました。
これに対して、マグラマン次官からは、要人往来の活発化を歓迎し、今後、外交、経済を含む多様な分野で、さらなる関係強化を目指したい旨の発言がありました。
3 ワーダハ知識経済・スタートアップ・零細企業大臣との会談
大西政務官は、ヌールッディーン・ワーダハ・アルジェリア民主人民共和国知識経済・スタートアップ・零細企業大臣(H.E. Mr. Noureddine OUADAH Minister of Knowledge Economy, Startups and Micro-enterprises of the People's Democratic Republic Algeria)と会談を行いました。
両者は、先月のスタートアップ代表団の訪日を契機として、スタートアップ分野をはじめとする両国の経済関係を一層強化していくことで一致しました。

