報道発表

第3回日・カンボジア外務次官級協議の開催

令和7年12月25日

 12月25日、鯰博行外務審議官は、カンボジア王国のプノンペンにおいて、ウン・ラチャナ・カンボジア王国外務国際協力省長官(H.E. Mr. Ung Rachana, Secretary of State, Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation of the Kingdom of Cambodia)との間で第3回日・カンボジア外務次官級協議を行ったところ、概要は以下のとおりです。また、同日、鯰外務審議官は、プラック・ソコン・カンボジア王国副首相兼外務協力大臣(H.E. Mr. Prak Sokhonn, Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Kingdom of Cambodia)を表敬しました。

  1. 今回の協議では、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けて、日・カンボジア両国の「包括的戦略的パートナーシップ」を強化するために、安全保障や防衛協力、新たな協力アプローチ、経済共創パッケージや経済安全保障、民主的発展や組織的詐欺を含むガバナンス等、幅広い二国間関係について議論が行われました。
  2. また、インド太平洋地域を含む地域・国際情勢についても幅広く意見交換を行い、地域・国際場裏での連携を更に強化していくことを確認しました。カンボジア・タイ間の国境情勢については、鯰外務審議官から、両国が最大限自制し、対話を通じて平和的に解決されることを求めるとともに、日本政府として引き続き緊張緩和のための取組を進めていく考えである旨述べました。

報道発表へ戻る