報道発表
第16回日・イラン局長協議の開催
令和7年12月24日
12月24日（現地時間同日）、岩本桂一外務省中東アフリカ局長はイラン・イスラム共和国を訪問し、アリーアスガル・モハンマディ・イラン・イスラム共和国外務次官補兼東アジア大洋州局長（Mr. Ali Asghar Mohammadi, Assistant to Foreign Minister and Director General, Department of East Asia and Oceania, Ministry of Foreign Affairs of Islamic Republic of Iran）との間で第16回日・イラン局長協議を行いました。概要は以下のとおりです。
- 本協議においては、二国間関係及び地域情勢等について、率直かつ詳細な意見交換を行いました。
- イラン核問題については、岩本局長から、対話を通じた同問題の解決に向け、米・イラン協議の早期再開の重要性を強調しつつ、国際原子力機関（IAEA）との完全な協力の迅速な再開を求める旨述べました。また、岩本局長から、日本としても中東地域の平和と安定に向けた外交努力を継続する旨述べました。モハンマディ外務次官補兼アジア大洋州局長からは、イランの立場について説明がありました。
- また、岩本局長は、イラン訪問の機会に、アリー・バーゲリキャニ国家安全保障最高評議会次長（H.E. Dr. Ali Bagheri Kani, Deputy Secretary, Supreme National Security Council）及びマジード・タフトラヴァーンチ政務担当外務次官（H.E. Dr. Majid Takht-Ravanchi, Deputy Minister of Foreign Affairs for Political Affairs）への表敬も行いました。