報道発表

日豪外相電話会談

令和7年12月22日

 12月22日、午後5時45分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、ペニー・ウォン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon. Penny Wong, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)との間で、電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、シドニーで発生した銃乱射事件で犠牲になった方々への哀悼の意を表するとともに、豪州政府及び豪州国民への強い連帯の意を伝達しました。
  2. 両大臣は、現下のインド太平洋地域情勢について率直な意見交換を行い、同地域の平和と安定に向けた日豪の緊密な連携を再確認しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日米豪や日米豪印といった枠組みを含め、米国や他の同志国との重層的な協力を推進していくことで一致しました。
  3. また、両大臣は、重要鉱物のサプライチェーン強靱化を含む経済安全保障分野における日豪連携の重要性を再確認した上で、協力事業の着実な実施を含め、連携を強化していくことで一致しました。
  4. 最後に、両大臣は、共に、来年の日豪友好協力基本条約署名50周年を盛り上げ、今後に向けた両国の協力の方向性を示すため、意思疎通を密にしていくことで一致しました。

報道発表へ戻る