報道発表
日・インドネシア外相ワーキング・ディナー
令和7年11月17日
11月17日、午後7時30分から約1時間20分、茂木敏充外務大臣は、日・インドネシア外務防衛閣僚会合(「2+2」)のため訪日中のスギオノ・インドネシア外務大臣(H.E. Mr. Sugiono, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)との間で、「2+2」会合に続けてワーキング・ディナーを行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、茂木大臣から、訪日を歓迎する旨述べた上で、直前に行われた「2+2」の議論に触れつつ、包括的・戦略的パートナーであるインドネシアとの間で経済分野を含む幅広い分野で協力を強化したい旨述べました。これに対し、スギオノ外相は、日本側のもてなしに謝意を表明するとともに、両国間の幅広い協力関係において、緊密に連携していきたい旨述べました。
- 二国間協力について、茂木大臣は、脱炭素・エネルギーや重要鉱物、防災・インフラ、ビジネス環境整備といった様々な分野での協力を推進していく考えを述べました。スギオノ大臣からは、これまでの日本の幅広い分野での協力に対し、感謝の意が表明されました。 両外相は更なる協力の推進を通じ、両国の包括的・戦略的パートナーシップを強化していくことで一致しました。
- 地域・国際情勢については、茂木大臣から、世界各地で法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序が挑戦にさらされており、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組の強化が一層重要となっている旨述べ、ASEANの中心性・一体性、グローバル・ガバナンスのあり方、自由で公正な経済秩序の構築等について意見交換しました。 両大臣は、「2+2」での議論も踏まえ、地域・国際社会の諸課題で連携していく重要性を確認しました。

