報道発表

国光外務副大臣(総理特使)のエジプト訪問(概要)

令和7年11月4日

 10月31日から11月4日にかけて高市早苗内閣総理大臣の特使として、国光あやの外務副大臣が、エジプトを訪問したところ、概要は以下のとおりです。

1 大エジプト博物館正式開館式典出席

 11月1日、国光副大臣は、大エジプト博物館正式開館式典に総理特使として出席しました。同博物館に関しては、エジプトの歴史的文化遺産の保全及び活用並びにそれを通じた観光産業の発展及び雇用機会の創出に寄与すべく、日本がその建設及び運営を支援してきました。今回の開館式典では、エルシーシ・エジプト大統領から、日本の支援に対する感謝が述べられました。国光副大臣は、アッバース・パレスチナ大統領をはじめ、式典に出席していた各国要人と言葉を交わしました。
 また、11月2日、国光副大臣は、大エジプト博物館を視察し、ゴネイム同博物館館長と意見を交わし、同博物館が日本とエジプト間の協力及び友好のシンボルとして役割を果たしていることを確認しました。

2 ダール・アルシファー病院視察

 11月2日、国光副大臣は、ニーマWHOエジプト事務所代表等の案内で、カイロ近郊のダール・アルシファー病院を視察しました。国光副大臣は、医師としての視点も交えつつ同病院関係者と積極的な意見交換を行い、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)をはじめとする日本の知見や日本の供与した医療機材が地域における医療の質の向上に貢献していることを確認しました。

3 日本企業関係者との意見交換

 11月2日、国光副大臣は、エジプトに進出する日本企業関係者と意見交換を行い、エジプト市場の特徴や最新状況及びエジプトでのビジネス活動に伴う困難や課題等を聴取するとともに、二国間経済関係の更なる発展のための方途につき議論しました。


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