報道発表

日米外相会談

令和7年10月28日
ルビオ国務長官と握手する茂木大臣
茂木大臣とルビオ国務長官の会談の様子

 10月28日、午後1時00分から約40分間、茂木敏充外務大臣は、日本を訪問中のマルコ・ルビオ米国国務長官(The Honorable Marco Rubio, Secretary of State of the United States of America)との間で日米外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。今回の会談は、茂木外務大臣就任後、初となる日米外相会談となりました。

  1. 冒頭、茂木大臣から、ルビオ国務長官の訪日を歓迎するとともに、世界で最も偉大な日米同盟を世界に示すべく、ルビオ国務長官と緊密に連携していきたい旨述べました。また、茂木大臣から、拉致被害者御家族と面会いただいたことへの感謝を述べました。ルビオ国務長官からは、安全保障分野、経済分野を含む日米同盟を強化していきたい旨述べました。
  2. 両外相は、日米間で、具体的な安全保障協力を進め、日米同盟の抑止力・対処力を強化していくことで一致しました。
  3. 両外相は、経済分野に関しても意見交換を行いました。茂木大臣から、日米間の合意の実施に加え、経済安全保障面の取組を更に推進していくことの重要性を強調しました。
  4. また、茂木大臣から、中東、ウクライナ、カンボジア・タイなど、世界各地における米国の外交努力を強く支持する旨述べ、両外相は、中国をめぐる諸課題や核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応において協力していくことで一致しました。
  5. 両外相は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、日米韓、日米比、日米豪印などの同志国連携を更に進めていくことを確認しました。

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