報道発表
APECビジネス諮問委員会(ABAC)日本委員による茂木大臣表敬
令和7年10月24日
10月24日、午後5時から約10分間、茂木敏充外務大臣は、APECビジネス諮問委員会(ABAC)日本委員による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ABAC日本委員を代表し、鈴木純委員(帝人株式会社シニア・アドバイザー)から茂木大臣に対し、ABACによる2025年「APEC首脳への提言書」が手交されました。
- 続いて、池田潤一郎委員(株式会社商船三井取締役会長)、古澤満宏委員(株式会社三井住友銀行国際金融研究所理事長)、鈴木委員から、開かれた市場への支持、物流インフラの安定性、現実的で公正なエネルギー移行、金融の安定性・確実性の促進、APEC域内の医療データの促進など、多岐に亘るビジネス界による提案について説明がありました。
- これに対し、茂木大臣から、提言をとりまとめた各委員の貢献に謝意を表した上で、10月末のAPEC閣僚会議を始め、APECを通じた日本の経済外交推進のためにも本提言を最大限活用していきたい旨を述べました。
(参考)APECビジネス諮問委員会(ABAC:APEC Business Advisory Council)
- ABACは、1995年に設立されたAPEC唯一の公式民間諮問団体。APEC参加国・地域の首脳から指名されたビジネス界の代表が委員として活動(国・地域ごとに最大3名)。
- ABACは、経済界として重視する課題をAPECへ助言することが期待されており、毎年のAPEC首脳会議に向けて提言を提出する他、首脳会議の際にAPEC首脳と直接対話を行う。
- 現在のABAC日本委員は以下のとおり(就任順)。
- 鈴木 純
- 帝人株式会社 シニア・アドバイザー
- 池田 潤一郎
- 株式会社商船三井 取締役会長
- 古澤 満宏
- 株式会社三井住友銀行 国際金融研究所 理事長
- 坂口 利彦
- 帝人株式会社ミッション・エグゼクティブ(代理委員)
- 渡邉 達郎
- 株式会社商船三井 常務執行役員(代理委員)

