APEC(アジア太平洋経済協力、Asia Pacific Economic Cooperation)

ABAC:APEC Business Advisory Council

令和5年11月7日
ABAC日本委員から「APEC首脳への提言」を岸田総理へ手交している様子 ABAC日本委員から「APEC首脳への提言」を岸田総理へ手交
(2023年11月)
(写真提供: 内閣広報室)

1 概要

  • (1)1995年に大阪で開催されたAPEC閣僚会議及び首脳会議において、APECビジネス諮問委員会(ABAC)の設立が決定されました。ABACは、大阪行動指針(OAA:ボゴール目標を達成するための道筋を示すものであり、1995年の大阪APEC首脳会議で採択されました)の実施状況や、ビジネス部門の優先課題に関し、APECに対して政策提言を行うことが期待されており、毎年秋に開催されるAPEC首脳会議に向けて提言を提出しています。また、この首脳会議においてはABAC委員とAPEC首脳との対話の場が設けられており、APEC唯一の公式民間諮問団体として首脳に提言を直接提出し、意見交換を行うことが認められています。
  • (2)ABAC委員は、APECに参加する各国・地域からそれぞれ3人を超えない範囲で首脳により指名されることとなっています。
  • (3)ABAC国際事務局はフィリピンに設置されています。
  • (4)ABACは通常年に4回会議を開催して首脳への提言をまとめています。

2 ABAC日本委員

  • (1)日本委員は次の5名が就任されています(就任順)。
    • 中曽 宏 株式会社大和総研 理事長
    • 國分 文也 丸紅株式会社 取締役会長
    • 鈴木 純 帝人株式会社 シニア・アドバイザー
    • 今村 卓(代理委員)丸紅株式会社 執行役員、経済研究所長
    • 坂口 利彦(代理委員)帝人株式会社 ミッション・エグゼクティブ
  • (2)ABAC日本委員の活動支援を目的に、1999年12月にABAC日本支援協議会が発足しました(会長:平野 信行 株式会社三菱UFJ銀行 特別顧問)。同協議会の事務局は経団連会館内に設置されています。

3 ABACの活動

(1)ABAC会議

 ABACは、その年のテーマに沿った専門分野での議論を進めるため、定期的な作業部会及びタスクフォース会合に加え、意思決定を行う全体会議(Plenary)を原則毎年4回開催しています。

(2)APEC首脳への提言

 2023年の提言書では、ABAC年間テーマ「Equity, Sustainability, Opportunity」のもと、「適切な政策と能力構築を通じた公平性の拡大」、「環境の持続可能性の追求と気候変動への対応に向けた協力」及び「規制の簡素化と市場参入、技術利用、資本入手の利便性向上による経済的機械の創出」を目指し、ア 経済統合、イ 持続的成長、ウ デジタルとイノベーション、エ 包摂、オ 金融の5分野における提言がなされました。

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