APEC(アジア太平洋経済協力,Asia Pacific Economic Cooperation)

(ABAC:APEC Business Advisory Council)

令和元年11月12日
(写真1)ABACの「APEC首脳への提言」の安倍総理への手交(2019年11月) (ABACの「APEC首脳への提言」の安倍総理への手交(2019年11月)) (写真提供:ABAC日本支援協議会)

1 概要

  • (1)1995年に大阪で開催されたAPEC閣僚会議及び首脳会議において,APECビジネス諮問委員会(ABAC)の設立が決定されました。ABACは,大阪行動指針(OAA:ボゴール目標を達成するための道筋を示すものであり,1995年の大阪APEC首脳会議で採択されました)の実施状況や,ビジネス部門の優先課題に関し,APECに対して政策提言を行うことが期待されており,毎年秋に開催されるAPEC首脳会議に向けて提言を提出しています。また,この首脳会議においてはABAC委員とAPEC首脳との対話の場が設けられており,APEC唯一の公式民間諮問団体として首脳に提言を直接提出し,意見交換を行うことが認められています。
  • (2)ABAC委員は,APECに参加する各国・地域からそれぞれ3人を超えない範囲で首脳により指名されることとなっています。
  • (3)ABAC国際事務局はフィリピンに設置されています。
  • (4)ABACは通常年に4回会議を開催して首脳への提言をまとめています。

2 ABAC日本委員

  • (1)日本委員は次の4名が就任されています(就任順)。
    • 髙橋 規 三井物産株式会社 顧問
    • 林 信秀 株式会社みずほ銀行 常任顧問
    • 遠藤 信博 日本電気株式会社 取締役 会長
    • 松木 俊哉(代理委員) 日本電気株式会社 執行役員常務
  • (2)4名のABAC日本委員の活動支援を目的に,1999年12月にABAC日本支援協議会が発足しました(会長:奥 正之 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 名誉顧問)。同協議会の事務局は経団連会館内に設置されています。

3 ABACの活動

(1)ABAC会議

(2)APEC首脳への提言

 2019年の首脳への提言では,地域経済統合の促進,デジタル化とイノベーションの恩恵の均てん,中小・小規模企業(MSME)の市場アクセスとグローバル・バリューチェーン活用の促進,金融包摂・イノベーション・統合を通じた成長の実現,社会革新と環境に配慮した成長を通じた持続可能な地域社会の構築が主な内容となっています。


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