報道発表

第6回日・ブラジル科学技術協力合同委員会の開催

令和7年10月22日
合同委員会参加者たち

 10月21日、東京において、第6回日・ブラジル科学技術協力合同委員会を開催しました。

  1. 合同委員会では、川村裕科学技術協力担当大使とオタヴィオ・コルテス駐日ブラジル連邦共和国大使(H.E. Mr. Octávio Côrtes, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Federative Republic of Brazil)が共同議長を務め、ヴァニア・ゴメス・ダ・シルヴァ科学技術イノベーション省国際室総合調整官(Ms. Vânia Gomes da Silva, General Coordinator of Bilateral Cooperation, Ministry of Science, Technology and Innovation)が出席した他、両国の関係府省庁・機関、企業等の関係者が、対面及びオンラインで出席しました。
  2. 今次合同委員会の開催は、本年3月に両国首脳が発表した「日・ブラジル戦略的グローバル・パートナーシップ・アクション・プラン2025-2030」におけるコミットメントを果たすものであり、同委員会において、両国の科学技術・イノベーション政策の進展を紹介するとともに、資金助成機関間や研究機関などの連携・協力について確認しました。また、「日・ブラジル・グリーン・パートナーシップ・イニシアティブ(GPI)」に基づく、科学技術協力を通じた持続可能な開発及び環境・気候変動対策における二国間協力、社会課題解決のためのAI、デジタル化、医療・ヘルスケア等、多岐に渡る分野における両国の科学技術協力の現状と今後の方向性について活発な議論が行われました。

(参考)ブラジル連邦共和国との科学技術合同委員会

  1. 両国は、1984年5月に科学技術協力協定を締結。第3条において、同協定実施に関連する科学技術の政策事項を討議し、また同協定に基づく協力の増進を確保するための枠組みとして、合同委員会を設置することを規定。
  2. 同協定に基づき、日本、ブラジルで交互に合同委員会を開催しており、前回(第5回)は2022年9月にオンライン形式で開催。

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