報道発表
ヌシルワン・マレーシア国家安全保障会議事務局長による岩屋外務大臣表敬
令和7年9月30日
9月30日、午後3時10分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、戦略的実務者招へいにより訪日中のヌシルワン・マレーシア国家安全保障会議事務局長（H.E. Raja Dato’Nushirwan bin Zainal Abidin, Director General of National Security Council, Malaysia）による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
なお、ヌシルワン事務局長は、訪日中、船越健裕外務事務次官、鈴木秀生メコン協力担当大使、宮本新吾外務省南部アジア部長及び有識者等とも意見交換を行いました。
- 冒頭、岩屋大臣から、ヌシルワン事務局長の訪日を歓迎するとともに、ASEAN議長国であるマレーシアの役割は重要であり、緊密に連携していきたい旨述べました。
- 両者は、二国間関係や現下の地域・国際情勢等について意見交換を行い、地域の安定と繁栄に向け、来月のASEAN関連首脳会議を含め、緊密に連携していくことで一致しました。
- また、両者はカンボジア・タイ国境をめぐる情勢について意見交換を行い、岩屋大臣から、先般の停戦合意成立やその後の履行メカニズムにおけるマレーシアの主導的役割に敬意を表する旨述べました。両者は、停戦合意の着実な履行を含む緊張緩和に向けて一層緊密に連携していくことで一致しました。