報道発表
日・ジブチ外相会談
令和7年8月21日


8月21日、午後4時45分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中の、アブドゥルカデル・フセイン・オマール・ジブチ共和国外務・国際協力大臣(H.E. Mr. Abdoulkader Houssein Omar, Minister for Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Djibouti)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、ジブチに所在する自衛隊拠点への同国による全面的な支援に対し謝意を表しつつ、良好な二国間関係をより一層発展させていきたい旨を述べました。これに対し、オマール外相から、TICAD9の開催に祝意を表しつつ、自衛隊が実施する海賊対処行動への高い評価に言及し、戦略的に重要なパートナーである日本との関係強化を期待する旨を述べました。
- また、岩屋大臣から、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて共に取り組んでいきたいとしつつ、また、アフリカの角地域の平和及び安定に向けて、IGAD議長国でもあるジブチの取組を支援したい旨を述べました。これに対し、オマール外相は、これまでの日本の取組に対して謝意を表するとともに、地域の平和と安定のため、日本との連携を重視している旨を述べました。
- さらに、両外相は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題についても意見交換し、緊密に連携して対応していくことで一致しました。