報道発表
藤井外務副大臣とクン・ナウル共和国外務・貿易副大臣との会談
令和7年8月18日


8月18日、午後1時50分から約30分間、藤井比早之外務副大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデーに出席するために訪日中のラス・ジョセフ・クン・ナウル共和国外務・貿易副大臣(Hon. Mr. Russ Joseph KUN, MP, Deputy Minister for Foreign Affairs and Trade of the Republic of Nauru)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井副大臣から、日本とナウルは太平洋で結ばれた大切な友人であるとともに、共通の価値と原則を共有する重要なパートナーであり長年の信頼と協力に基づく両国の「キズナ」を一層強化していきたい旨述べました。また、藤井副大臣は、16日の大阪・関西万博のナショナルデー行事への出席を歓迎するとともに、万博を機に両国関係が更に発展することを期待する旨述べました。両者は、二国間の協力関係を一層強化していくことを確認しました。
- 藤井副大臣から、日本は、昨年7月の第10回太平洋・島サミット(PALM10)における成果のフォローアップを含め、太平洋島嶼国と共に歩んでいく旨述べました。さらに、太平洋諸島フォーラム(PIF)の太平洋強靱化ファシリティ(PRF)への日本の拠出に言及した上で、太平洋島嶼国が「存続に関わる唯一最大の脅威」と位置づける気候変動や、海洋環境等の共通の課題に共に取り組んでいく旨述べました。これに対し、クン副大臣からは、日本政府及び日本国民の協力に感謝の意が表されました。
- このほか、両者は、地域情勢についても意見交換を行いました。