報道発表
宮路外務副大臣とショーン・ソバース・トリニダード・トバゴ外務・カリコム担当大臣との会談
令和7年8月13日


8月13日、午前10時25分から約45分間、宮路拓馬外務副大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の機会に訪日中のショーン・ソバース・トリニダード・トバゴ外務・カリコム担当大臣(The Honourable Sean SOBERS, Minister of Foreign and CARICOM affairs of the Republic of Trinidad and Tobago)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、宮路外務副大臣から、8月11日の大阪・関西万博ナショナルデーの機会にソバース大臣が初訪日したことを歓迎する旨述べました。
- これに対し、ソバース大臣は、様々な分野での日本の協力に対する謝意を表明するとともに、二国間関係及び国際場裡での協力を強化していきたい旨述べました。
- 両者は、昨年12月の日カリコム外相会合において確認された方針に基づき、カリコム諸国の脆弱性克服を含む持続的発展に向けた協力に共に取り組み、連携を強化していくことで一致しました。
- 両者は、国際社会を分断や対立から協調に導くには、自由、開放性、多様性、包摂性、法の支配が重要との点で一致するとともに、これらを共有する両国で、地域・国際社会の諸課題の解決に向けて連携して取り組んでいくことを確認しました。また、両者は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行うとともに、宮路副大臣から、拉致問題の即時解決について、引き続きの理解と協力を求め、ソバース大臣から強い支持を得ました。