報道発表

原子力エネルギーに関する日仏委員会第13回会合の開催(結果)

令和7年6月30日
日仏委員会第13回会合出席者による集合写真
日仏委員会第13回会合の様子

 6月30日、東京において、中村仁威外務省軍縮不拡散・科学部長及びジャン=ルイ・ファルコニ仏原子力・代替エネルギー庁国際関係部長(H.E. Jean-Louis FALCONI, Director of International Relations, Alternative Energies and Atomic Energy Commission (CEA))の共同議長の下、原子力エネルギーに関する日仏委員会第13回会合が開催されました。

  1. 今回の会合では、両国の原子力エネルギー政策、マルチでの取組、両国及び第三国における原子力発電所の新規建設、原子力の研究開発、フュージョン・エネルギーの研究開発、高速炉を含む革新炉、核燃料サイクルのバックエンド、放射性廃棄物の管理及び最終処分、原子力安全及び放射線防護、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉や福島の環境再生に向けた取組といった幅広い分野について、有意義な意見交換が行われました。
  2. 今次会合での意見交換を踏まえ、今後、日仏間の原子力協力の更なる強化が期待されます。

(参考)原子力エネルギーに関する日仏委員会

 平成23年10月の日仏首脳会談の際に発表された原子力及びエネルギー政策に関する日仏首脳共同宣言の中で、原子力エネルギーに関する全ての分野における二国間協力を強化するために、両国の関係する当事者によって構成される委員会を設立することが決定された。第1回会合は平成24年2月に東京で開催され、前回の第12回会合は令和6年4月にパリで開催された。


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