報道発表

日・イスラエル外相電話会談

令和7年6月20日

 6月20日、午後7時10分から約25分間、岩屋毅外務大臣は、サアル・イスラエル外務大臣(H.E. Mr. Gideon SA’AR, Minister of Foreign Affairs of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣は、今般の報復の応酬及びそれによる甚大な被害を深く懸念している旨伝えつつ、イランの核兵器開発は許されず、協議を通じた解決の努力が重要である旨述べました。また、これ以上事態をエスカレートさせるいかなる行動も慎むべきであり、事態の沈静化が何よりも重要である旨述べました。その上で、岩屋大臣から、在留邦人保護への協力を要請しました。
  2. また、ガザ情勢について、岩屋大臣から、人質の解放と人道状況の改善につながるよう、停戦の実現及び事態の早期沈静化の必要性を強調し、民間人保護と人道支援活動の一層の強化といった、国際人道法を含む国際法遵守を強く求めました。
  3. これに対し、サアル外相からは、イスラエル側の立場について説明があり、また、在留邦人の保護に協力するとの発言がありました。
  4. 両外相は、日・イスラエル間で、引き続き意思疎通を継続していくことで一致しました。

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