報道発表
タイの地震被害に対する協力：世界銀行主催国際会議「Building Trust through Rapid Post-Earthquake Assessments」への日本の協力
令和7年4月8日
ミャンマー中部で発生した地震に関し、タイ国内での被害を踏まえ、在タイ日本国大使館の協力により、バンコクにおいて8日（現地時間）に世界銀行主催の国際会議「Building Trust through Rapid Post-Earthquake Assessments」が開催されます。
- この国際会議では、大鷹正人駐タイ王国日本国特命全権大使が開会セッションでスピーチを行い、タイ国内での被害に対する日本政府の取組を紹介する他、日本、タイを含む各国の地震分野の専門家が参加し、我が国の応急危険度判定等を始めとする各国の制度・知見の共有が行われる予定です。
- 日本政府としては、これまで幾多の地震災害を乗り越えてきた日本の経験や強みを活かし、長年の友人であるタイの人々が一日も早く安心した暮らしを取り戻せるよう、引き続き必要な支援・協力を惜しまない考えです。
（参考）タイにおける地震被害及び日本の協力（4月7日時点）
3月28日午後3時20分頃（現地時間午後0時50分頃）にミャンマー中部で発生した地震により、タイのバンコク市内等の高層ビルで一部損壊、ひび割れ等の被害が多数発生。タイ政府の発表によれば、首都圏の被害は死者23名、負傷者36名。主に建設中のビル一棟の倒壊によるものであり、倒壊した建物の下敷きになった人々の捜索活動が続いている。空港・交通機関は一時運行停止したが、翌朝再開済み。
4月4日、日本から派遣した道路分野の専門家3名がバンコク入りし、政府要人との意見交換や、高架道路工事現場視察などを実施。