報道発表
奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団の国連本部等訪問
令和7年3月21日
3月24日から27日まで、外務省は、(公財)日本国際連合協会との共催で、「令和6年度の国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」及び「同全国中学生作文コンテスト」の特賞入選者8名を、奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団として、米国のニューヨークに派遣します。
- 本派遣事業は、日本の将来、また、世界の将来を担う青少年に、国連本部の訪問等を通じて世界の平和と繁栄に関する国連の取組や、国連を通じた日本の国際貢献等について理解を深めてもらい、将来広い視野に立って国際社会で活躍する上で有益な経験を積んでもらうことを目的としています。
- 同訪問団のメンバーは、ニューヨーク滞在中、国連本部や国連児童基金(UNICEF)本部、日本及び各国政府の国連代表部を訪問するほか、国連関連機関の日本人職員との懇談や現地学生との交流を行う予定です。
(参考)派遣事業について
本派遣事業は、平成13年度に当時外務省国連政策課長であった故・奥克彦大使の発案により始められたもの。イラクの平和と復興を願いつつ殉職した奥大使及び井ノ上正盛書記官の功績を称えるとともに、日本の青少年に世界の平和と繁栄に貢献することの大切さを伝えるとの意義を踏まえて、日本の国連加盟50周年にあたる平成17年度(平成18年3月)より両名の名前を冠することとなった。