報道発表
「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議第6回会合及び公開イベントの開催
令和7年3月11日
3月30日及び31日に、東京・渋谷の国連大学において、「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議の第6回最終会合が開催されます。
- 国際賢人会議は、核兵器国と非核兵器国の双方からの参加者が、それぞれの国の立場を超えて知恵を出し合い、また、各国の現職・元職の政治リーダーの関与も得て、「核兵器のない世界」の実現に向けた具体的な道筋について自由闊達な議論を行う場として、2022年に立ち上げられたものです。
- 最終会合となる今次会合では、これまでの会合で積み重ねられた議論を踏まえて、「核兵器のない世界」の実現に向けた具体的な方策を検討し、2026年NPT運用検討会議に向けた提言をとりまとめるべく、有意義な議論が行われることが期待されます。
- また、4月1日には、この会合の結果を踏まえて、公開イベントが開催されます。同公開イベントにおいては、外部の有識者を交えて、2026年NPT運用検討会議に向けて取り組むべき重点事項について意見交換が行われる予定です。
(参考)「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議委員(15名)
- 白石 隆(座長) 熊本県立大学特別栄誉教授
- アンゲラ・ケイン 元国連事務次長兼国連軍縮担当上級代表
- ローズ・ゴッテメラー 元米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)
- 高見澤 將林 東京大学公共政策大学院客員教授
- ジョージ・パーコビッチ 米カーネギー国際平和財団「核兵器のない世界に向けたジャパン・チェア」兼核政策プログラム・シニアフェロー
- グスタヴォ・スラウビネン 第10回NPT運用検討会議議長
- イアン・アンソニー スウェーデン国防研究所(FOI)防衛分析部安全保障政策班分析官
- ブルーノ・テルトレ 仏戦略研究所副所長
- ディナ・カワール 駐米ヨルダン大使
- マルティ・ナタレガワ 元インドネシア外務大臣
- マンプリート・セティ 印空軍力研究センター(CAPS)フェロー
- 秋山 信将 一橋大学国際・公共政策大学院教授/日本国際問題研究所軍縮・科学技術センター所長
- ターニャ・オグルビー・ホワイト 核軍縮・不拡散アジア太平洋リーダーシップ・ネットワーク(APLN)上級研究顧問
- アントン・フロプコフ 露エネルギー・安全保障研究センター(CENESS)センター長
- 趙通(ジャオ・トン) 米カーネギー国際平和財団シニアフェロー