報道発表

藤井外務副大臣とヤン第79回国連総会議長とのワーキング・ディナー

令和7年2月3日

 2月3日、午後7時から約2時間、藤井比早之外務副大臣は、閣僚級招へいにて訪日中のフィレモン・ヤン第79回国連総会議長(H.E. Mr. Philemon Yang, President of the 79th session of the United Nations General Assembly)と夕食を交えて意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。この意見交換には、丸山則夫外務省アフリカ開発会議(TICAD)・国連安保理改革等担当大使ほかが同席しました。

  1. 冒頭、藤井副大臣から、訪日を歓迎し、厳しさを増す国際情勢の中、各国間での協調と対話に基づく国際課題解決が重要であり、そのためにも国連憲章の原則の下、国連を中核とする多国間主義の強化が優先課題である旨述べました。これに対し、ヤン議長は、日本の多国間主義へのコミットメントを評価するとともに、引き続き協力していきたい旨述べました。
  2. また、両者は、開発の強化や平和の維持・促進が重要な課題であるアフリカ地域に関し、意見交換を行い、藤井副大臣から本年8月に横浜で開催する第9回アフリカ開発会議(TICAD9)等について発言しました。これに対し、ヤン議長は、TICADプロセスを含む日本のアフリカ地域でのこれまでの取組を評価する旨述べました。
  3. このほか、両者は、安保理改革について意見交換を行いました。また、本年の国連創設80周年を見据え、双方の連携を強化していくことを確認しました。

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