報道発表
令和6年度平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業
「プライマリー・コース」参加者による藤井外務副大臣表敬
令和7年2月3日



2月3日、藤井比早之外務副大臣は、令和6年度平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業「プライマリー・コース」参加者23名の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井副大臣から、各国・地域から、多様な経験や知見を持って参加しているプライマリー・コース参加者を歓迎しつつ、平和の構築の重要性が増す中、平和構築や開発に従事しようとする参加者に敬意を表する旨述べました。また、研修を通じて、平和構築・開発分野の第一線で従事するに当たり必要なスキルを身につけるとともに、お互いの経験を共有して、平和構築への解決策を多角的・多面的に導き出していってもらいたいと激励しました。
- これに対し、参加者から、外務省が本事業を実施することへの謝意が表明されるとともに、本事業にかけるそれぞれの想いや専門家に求められる知識やスキルを習得したいとの抱負等が述べられました。
- 最後に、藤井副大臣からは、平和の構築と維持の重要性に触れた上で、次世代に憎しみを残さないための教育も重要であり、参加者が今後、平和構築・開発分野において一層活躍することを期待する旨述べました。
(参考)平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業
- 平和構築の現場で活躍できる文民専門家の育成を目的とし、平成19年度から平成26年度まで実施した「平和構築人材育成事業」の8年間の実績を踏まえ、平成27年度から新たに「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」を開始。本事業は、国立大学法人広島大学が実施し、海外派遣は国連ボランティア計画(UNV)が担当。
- 「プライマリー・コース」参加者の内訳:
日本人 13名
外国人 10名(出身国等は以下のとおり)
バングラデシュ、フィジー、エルサルバドル、ウクライナ、レバノン、パレスチナ、マリ、南スーダン、ウガンダ及びアフリカ連合委員会