報道発表

日・マレーシア外相電話会談

令和6年10月30日

 10月30日、午後5時35分から約25分間、岩屋毅外務大臣は、モハマド・ハサン・マレーシア外務大臣(H.E. Dato' Seri Utama Haji Mohamad bin Haji Hasan, Minister of Foreign Affairs, Malaysia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、モハマド外相からの外務大臣就任に際する祝意に謝意を述べた上で、両国関係が包括的・戦略的パートナーシップの下で着実に進展していることを確認するとともに、来年のASEAN議長国であるマレーシアと幅広い分野で緊密に連携していきたい旨を述べました。これに対し、モハマド外相は、岩屋大臣と緊密に協力していくことを期待している旨応じました。
  2. 岩屋大臣から、活発なハイレベルの往来を通じ、両国の協力は安全保障分野にも拡大しており、海上保安やOSA(政府安全保障能力強化支援)に係る具体的協力を着実に進めていきたい、また、経済安全保障分野においてもよく連携していきたい旨述べました。これに対し、モハマド外相は、日本とのこれまでの強固な経済関係に謝意を表明すると共に、安全保障など幅広い分野で協力を一層深化させていきたい旨応じました。
  3. また、両外相は、東シナ・南シナ海情勢を始めとする地域・国際情勢についても意見交換を行い、来年、マレーシアがASEAN議長国を務めることも念頭に、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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