報道発表
日・サウジアラビア外相電話会談
令和6年10月28日
10月28日午後6時から約20分間、岩屋毅外務大臣は、ファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード・サウジアラビア王国外務大臣(H.H. Prince Faisal bin Farhan Al-Saud, Minister of Foreign Affairs, Kingdom of Saudi Arabia)との間で、外相電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、明年、両国が外交関係樹立70周年を迎えることに触れつつ、両国で戦略的パートナーシップを更に強化し、国際社会及び地域の安定化に向けて緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、ファイサル大臣から、大きな節目を迎える日サウジ関係を、戦略的パートナーシップの下で、更に発展させていくことへの期待が表明されました。
- 両大臣は、中東地域情勢について、率直な意見交換を行いました。岩屋大臣から、先般 のイスラエルによるイランに対する攻撃を含む報復の応酬を深く懸念しており、事態をエスカレートするいかなる行動も強く非難する旨述べるとともに、全ての関係者に最大限の自制を求めていくことが重要である旨強調しました。両大臣は、ガザ情勢を始めとする中東情勢への対応につき、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。