報道発表

ウクライナのエネルギー分野支援に関するG7+外相会合(結果)

令和6年9月24日

 9月23日午後10時45分(現地時間同日)、石月英雄国際協力局長は、米国・ニューヨークにおいて、米国主催にて行われたウクライナのエネルギー分野支援に関するG7+外相会合に代理出席したところ、概要は以下のとおりです。本会合には、G7、ウクライナ及びその他の欧州の外相、閣僚等が参加しました。

  1. 本会合では、参加者の間で、ウクライナにおけるエネルギー・インフラの維持・復旧について議論するとともに、各国の今後の支援の方向性について情報共有を行い、ウクライナに対して必要な支援を継続していくことを確認しました。
  2. 石月局長からは、ロシアによるウクライナのエネルギー施設に対する攻撃などを受け、エネルギー分野の支援が急務であり、日本として、機材供与等を通じて支援をしていく考えである旨述べました。具体的には、日本からウクライナに対し、既に供与済みの9基に加え、さらに2基の大型変圧施設を供与予定であることや、熱電併給タービン及び小型発電機を供与予定であること、また、発電施設の防護のための箱型土嚢を供与予定であることを紹介しました。
  3. その上で、石月局長から、引き続き、ウクライナのエネルギー分野におけるニーズに合致し、より良い復興に資するきめ細かな支援を切れ目なく実施していく考えである旨述べました。
(参考1)

 ウクライナのエネルギー分野支援に関する共同声明(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く

(参考2)ウクライナのエネルギー分野支援に関するG7+外相会合

 G7、一部の欧州諸国及び国際機関による閣僚級会合。これまで、2022年11月、2023年1月、2023年3月、2023年6月に会合が開催された。


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