報道発表

岡野外務事務次官から呉在京中国大使への申入れ

令和6年9月18日
  1. 9月18日午前(現地時間18日)、中国の深圳(しんせん)日本人学校の児童1名が男に襲われ負傷したことを受け、同日午後5時25分頃(日本時間)から、岡野正敬外務事務次官は、呉江浩(ご・こうこう)駐日中国大使を外務省へ召致し、本事件の発生につき深刻な憂慮を伝えました。また、岡野事務次官から、再発防止の観点から適切な対応を求めるとともに、中国全土の日本人学校周辺等の警備強化や日本人の安全確保につき万全を期すよう強く求めました。これに対して、呉大使からは、このような事件が起きたことは心が痛ましく、現地の日本人をはじめとする諸外国の方の安全確保の強化に努めていくとの反応がありました。
  2. また、岡野事務次官から、呉大使に対し、18日未明の中国海軍空母による与那国島と西表島の間の航行について、最近の中国による一連の行動を踏まえ、我が国としての深刻な懸念を改めて伝え、状況の改善を強く求めました。

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