報道発表
日・エジプト外相会談
令和6年8月25日
8月25日、午後1時30分から約10分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のバドル・アブデルアーティー・エジプト・アラブ共和国外務・移住・国外移住者大臣(H.E. Mr. Badr Abdelatty, Minister of Foreign Affairs, Emigration and Expatriates of the Arab Republic of Egypt)との間で、8月23日の会談に引き続き、改めて外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、イスラエルとレバノンを巡る最新の動向に接して、情勢を重大な関心と懸念をもって注視している旨述べた上で、更なるエスカレーションを回避し事態を沈静化させることが重要であり、我が国としても、関係者に働きかけを行ってきている旨説明しました。また、情勢の変化を踏まえ、邦人保護における協力を要請しました。
- アブデルアーティー大臣からは、情勢は極めて緊迫しており、パートナーである日本との協力を重視していると述べ、上川大臣の認識を共有するとした上で、エジプトの外交努力について説明がありました。また、邦人の安全確保に協力を惜しまない旨の発言がありました。
- その上で、両者は、事態の更なるエスカレーションを防ぐべく、引き続き緊密に連携して取り組んでいくことを確認しました。