報道発表

北朝鮮に関する日米韓電話協議

令和6年8月7日

 8月7日、北朝鮮に関する日米韓電話協議が実施されました。同協議には、鯰博行アジア大洋州局長、趙九来(チョ・グレ)韓国外交部外交戦略情報本部長及びダニエル・クリテンブリンク米国国務次官補(東アジア・太平洋担当)が参加しました。

  1. 三者は、北朝鮮による核・ミサイル計画の継続は、関連する国連安保理決議に違反するものであるとともに、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有するとともに、最近の露朝間の軍事協力の進展に対する重大な懸念を共有しました。その上で、現下の北朝鮮情勢について意見交換を行い、認識のすり合わせを行いました。
  2. また、昨年8月に、米国キャンプ・デービッドにおいて行われた日米韓首脳会合での成果や、本年日米韓三か国が、国連安保理理事国を務めていること等を踏まえ、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む抑止力・対処力の強化、安保理における対応や同志国との協力を含む国際連携等について、引き続き日米韓で緊密に連携していくことを再確認しました。
  3. さらに、鯰局長から、趙本部長及びクリテンブリンク国務次官補に対して、拉致問題について、引き続きの理解と協力を求め、支持を得ました。

報道発表へ戻る