報道発表
ワーリー国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長の訪日
令和6年7月3日
7月4日から6日まで、ガーダ・ワーリー国連薬物・犯罪事務局長(Ms. Ghada Waly, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime(UNODC))が訪日予定です。滞在期間中、上川陽子外務大臣への表敬のほか、「第11回日・UNODC戦略政策対話」等が行われる予定です。主な予定は次のとおりです。
- 7月4日午後、同事務局長は、上川大臣を表敬訪問し、各種意見交換を行うことが予定されています。
- 5日午前、同事務局長は、外務省において、河邉賢裕総合外交政策局長との間で、「第11回日・UNODC戦略政策対話」(法務省、厚生労働省、警察庁、海上保安庁からも参加)を実施し、今後の日・UNODC関係を見据え、戦略的目標や取り組むべき優先分野について議論する予定です。
- 5日午後3時から、同事務局長は世界において若者に期待される役割等をテーマとして、早稲田大学に於いて講演会(公開講座・一般学生対象)を行う予定です。
(参考1)国連薬物・犯罪事務所(UNODC)
1997年(平成9年)に「国連薬物統制計画」と「犯罪防止刑事司法計画」が統合され設立。本部はウィーン。違法薬物及び犯罪に関する調査・分析、犯罪や麻薬関連条約の締結・実施と国内法整備支援、組織犯罪・テロ対策能力向上のための技術協力等を実施。
(参考2)第11回日・UNODC戦略政策対話
2013年(平成25年)、TICAD Vの機会以降、日・UNODC戦略政策対話は毎年開催(※2014年(平成26年)は開催せず)。ハイレベル(日本側:外務省総合外交政策局長、先方:UNODC事務局長)で作成する「共同行動計画」等、日・UNODC関係の深化に貢献(他国では例を見ない枠組み)。
(参考3)別添
- 日時:7月5日(金曜日)15:00~16:00
- 場所:早稲田大学 井深大記念ホール
- 講演会テーマ:ワーリーUNODC事務局長は、「法の支配」推進にむけたUNODCの取組と、現下の世界情勢を踏まえて若者に期待される役割について講演を実施する予定。
- 参加者:学生一般、ハイブリッド対応あり。
- 主催者等:外務省、早稲田大学、日本模擬国連(JMUM)の共催にて実施。