報道発表

北朝鮮に関する日米韓電話協議

令和6年6月24日

 6月24日、北朝鮮に関する日米韓電話協議が実施されました。同協議には、鯰博行アジア大洋州局長、趙九来(チョ・グレ)韓国外交部外交戦略情報本部長及びジュン・パク米国国務省高級北朝鮮問題担当者が参加しました。会合後、別添の共同声明が発出されました。

  1. 三者は、露朝首脳会談や露朝首脳間で署名された「包括的戦略的パートナーシップ条約」を含め、現下の北朝鮮情勢について率直な意見交換を行いました。
  2. 鯰局長からは、今般の露朝首脳会談の結果は、北朝鮮側が軍事面を含むロシアとの極めて密接な協力関係を強調していること、ロシア側が関連安保理決議への直接的な違反となり得る北朝鮮との軍事技術協力を排除しないとしていること等を踏まえれば、我が国を取り巻く地域の安全保障環境を大きく損ないかねないものであり、深刻に憂慮すべきものであると強調しました。
  3. 三者は、北朝鮮への対応において、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。
(参考)

 「露朝協力に関する日米韓高級実務者共同声明」(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く


報道発表へ戻る