報道発表

千玄室氏への外務省参与辞令の交付

令和6年5月21日
辞令を交付の様子
上川外務大臣と千玄室氏

 5月21日、上川陽子外務大臣は、茶道裏千家第15代家元の千玄室(せん・げんしつ)氏に対し、茶道(ちゃどう)を通じた日本文化の紹介及び国際文化交流の促進、並びに、日本と諸外国との相互理解と友好親善を推進することを目的とした外務省参与の辞令の交付(令和7年3月末まで任期更新)を行いました。

  1. 上川大臣から、外務大臣として各国を訪れた際、茶道を通じてカウンターパート等との交流を深めている様子を紹介するとともに、諸外国との文化交流に精力的に取り組む千玄室氏への謝辞を述べました。また、外務省として文化外交に積極的に取り組む旨述べるとともに、千玄室氏に対し、様々な国を繋ぐ役割を果たし得る茶道を通じた取組を、今後も積極的に進めてほしい旨述べました。
  2. これに対し、千玄室氏は、アラブ首長国連邦やブラジル、ウクライナ等各国での活動や、茶道が世界中の多くの方々に受け入れられ、国際平和に向けた役割を果たしている様子を紹介しました。また、外務省参与として国際親善に向けた取組を引き続き行っていきたい旨述べました。
(参考)

 千玄室氏は、裏千家第15代家元。平成14年から日本国連協会会長、平成17年から日本・国連親善大使、平成24年からユネスコ親善大使、平成29年から外務省参与を務める。


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