報道発表
日・サウジアラビア外相電話会談
令和6年5月20日
5月20日、午後6時15分から約15分間、上川陽子外務大臣は、ファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード・サウジアラビア王国外務大臣(H.H. Prince Faisal bin Farhan AL-SAUD, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Saudi Arabia)との間で外相電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ファイサル大臣から、サルマン国王陛下の健康状態を受けてムハンマド皇太子の訪日が延期になったことは大変残念であったが、日本側の理解に深く感謝する、早期に実現するよう調整していきたい、地域情勢の安定化に向けても日本と緊密に連携していきたい旨述べました。
- これに対し、上川大臣から、サルマン国王陛下の早期の御回復を心から祈念するとともに、我が国として、サウジアラビアとの戦略的パートナーシップを極めて重視しており、ガザ情勢やウクライナ情勢を含め、世界が複合的な危機に直面する中、外相間で緊密に連携していきたい、また、今般延期となったムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相の早期の訪日実現に向けても緊密に連携していきたい旨述べました。