報道発表
原子力エネルギーに関する日仏委員会第12回会合の開催(結果)
令和6年4月25日
- 4月15日、パリにおいて、北川克郎外務省軍縮不拡散・科学部長及びフランソワ・ジャック仏原子力・代替エネルギー庁長官(Mr.François JACQ, Chairman and Exective Officer, Alternative Energies and Atomic Energy Commission(CEA))の共同議長の下、原子力エネルギーに関する日仏委員会第12回会合が開催されました。
- 今回の会合では、両国の原子力エネルギー政策、研究開発、高速炉を含めた革新炉、研究炉、原子力安全及び放射線防護、緊急事態対応、核燃料サイクル施設におけるバックエンド、放射性廃棄物の管理、最終処分、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉とALPS処理水の現状、除染等のオフサイトにおける環境回復に関する幅広い分野について有意義な意見交換が行われました。今次会合での意見交換を踏まえ、今後、日仏間の原子力協力の更なる強化が期待されます。
(参考)原子力エネルギーに関する日仏委員会
平成23年10月の日仏首脳会談の際に発表された原子力及びエネルギー政策に関する日仏首脳共同宣言の中で、原子力エネルギーに関する全ての分野における二国間協力を強化するために、両国の関係する当事者によって構成される委員会を設立することが決定された。第1回会合は平成24年2月に東京で開催され、前回の第11回会合は令和5年3月に東京で開催された。