報道発表
南スーダン国際平和協力業務実施計画の変更
令和6年4月19日
4月19日の閣議において、国際の平和と安全への関与の継続及び強化の意義等を踏まえ、我が国の南スーダン国際平和協力業務実施計画を変更し、派遣期間を延長するとともに、派遣要員を2名追加することが決定されました。
- 我が国は、平成23年11月から、国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に、司令部要員を派遣しています。現在、4名の司令部要員が、首都ジュバのUNMISS司令部において、兵站、情報、施設、航空運用の各業務に関する企画・調整等を実施しています。
このUNMISSの活動期間については、本年3月14日、国連安全保障理事会において、令和6年4月30日まで延長する安保理決議第2726号が採択されました。
今般、国連から司令部要員として、人事・評価・訓練担当の副参謀長(大佐級)の公募案内があり、選考の結果、陸上自衛隊所属の自衛官(1等陸佐)が合格するとともに、併せて同副参謀長の補佐官(准尉・曹級)の派遣要請がありました。
UNMISSは、現在、我が国が要員を派遣する唯一の国連PKOであり、司令部要員の派遣は、南スーダンの和平プロセスの進展を国際社会と共に支援するものです。国連への緊密な関与の継続・強化や、周辺アフリカ諸国等との連携、人材育成の機会の確保等の観点から、引き続き、我が国の要員派遣は重要です。 - 主な変更内容は以下のとおりです。
- 派遣期間の延長
- 現行の派遣期間:令和6年5月31日まで
- 延長後の派遣期間:令和6年6月30日まで
- 派遣要員の追加
- 現行の4名の派遣要員に加え、2名の要員派遣を追加