報道発表
UNRWAへの令和5年度補正予算の拠出について
令和6年4月15日
4月2日、UNRWAへの資金拠出の一時停止を解除し、我が国資金の適正性を確認しながら支援を実施していくことを発表しましたが、この度、令和5年度補正予算による約3,500万ドルの拠出金の送金手続きを完了しました。
- 今般の資金拠出にあたり、我が国の支援によるプロジェクトの適正性を確保するため、「日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズム」の設置、UNRWAのガバナンス改革等における女性のリーダーシップ層への参画の促進、不正な使用があった場合に、我が国が必要なあらゆる措置をとること等を改めて確認しました。
- 外務省として、「日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズム」の下、我が国の支援によるプロジェクトの進捗管理や資金の流れ等のモニタリングを行うことを含め、資金の透明性と適正な使用の確保に努めていく考えです。
(参考)令和5年度補正予算(約3,500万ドル)による支援内容
- ガザ地区:女性や乳幼児を対象とする物資の供与
- 西岸地区:医療サービスの提供
- シリア :脆弱層支援、医療サービスの提供、職業訓練
- レバノン:医療サービスの提供
- ヨルダン:脆弱層支援、若年層支援