報道発表
第5回日・メルコスール経済関係緊密化のための対話の開催
令和6年4月9日
4月9日(現地時間8日)、パラグアイ共和国のアスンシオンにおいて、第5回日・メルコスール経済関係緊密化のための対話が開催されました。
- この対話には、日本側から野口泰外務省中南米局長を始めとする外務省、経済産業省、農林水産省等の関係者が出席しました。メルコスール側から、ウィルマ・パトリシア・フルートス・ルイス・パラグアイ経済・統合担当外務副大臣を始めとするパラグアイ(2024年前半議長国)、アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルの各国の関係者がそれぞれ出席しました。
- 今回の対話では、日本とメルコスールの戦略的な連携を今後、一層強化していく観点から、双方の貿易及び投資の現状について情報交換するとともに、日本とメルコスールの間の幅広い分野における協力について意見交換を実施しました。
(参考1)南米南部共同市場(メルコスール)
1995年、域内の関税撤廃等を目的に発足した関税同盟。加盟国はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラ、ボリビア(注:ボリビアは2023年12月に加盟が決定され、現在ボリビア国内の批准手続中。ベネズエラは2024年4月現在、加盟資格停止中。)。
(参考2)日・メルコスール経済関係緊密化のための対話に係るこれまでの経緯
- 2012年6月
- 松本剛明外務大臣(当時)が、第41回メルコスール首脳会合(於:アスンシオン)にて、日・メルコスール経済関係緊密化のための対話の立ち上げを提案。
- 2012年11月
- 第1回対話を開催(於:ブラジリア)
- 2015年7月
- 第2回対話を開催(於:東京)
- 2016年5月
- 第3回対話を開催(於:モンテビデオ)
- 2017年5月
- 第4回対話を開催(於:ブエノスアイレス)