報道発表
自民党外交部会・外交調査会による上川外務大臣表敬
令和6年3月7日
3月7日、午後1時10分から25分間、上川陽子外務大臣は、自民党の藤井比早之外交部会長、鈴木隼人外交部会長代理、国光あやの外交副部会長、衛藤征士郎外交調査会長及び鷲尾英一郎国際協力調査会事務局長の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井外交部会長及び衛藤外交調査会長から、ガザ地区において人道支援活動が可能な環境を確保し、人質の解放につながるような人道的停戦の速やかな実現、そして、持続可能な停戦の実現に向けて、外交努力を粘り強く積極的に継続すること、また、国際社会が支持してきた「二国家解決」の実現に向けて、「平和と繁栄の回廊」構想に基づくパレスチナの経済的自立に向けた取組を含め、関係国と連携しながら、積極的に貢献することを求める決議の手交がありました。
- これに対し、上川大臣から、ラマダンの開始を控え、人質解放と戦闘の休止を巡るぎりぎりの調整が行われている中、合意形成のための環境整備に全力で取り組んできているところであり、自民党からの支持は力強い旨応じました。また、G7や安保理を通じた関係国との連携や我が国の人道支援についても言及し、看過し得ない危機的な人道状況にある中、WPSの視点も取り入れつつ、一人でも多くの命を救うための努力を粘り強く積極的に行っていく旨述べました。