報道発表
ASEAN元日本留学生評議会関係者による柘植外務副大臣表敬
令和6年3月7日


3月7日、午後2時から約30分間、柘植芳文外務副大臣は、ASEAN元日本留学生評議会(ASCOJA)関係者による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ASCOJAを代表して、タイのアピッチ・ラクパイトゥーンASCOJA議長が、昨年11月にASCOJAに対して外務大臣表彰が授与されたことに対する謝意を表明するとともに、日・ASEAN留学交流に関するASCOJAの活動について紹介を行いました。
- 続いて、柘植副大臣から、ASCOJAの熱心な活動は、日本との留学交流や日本語・日本文化の普及に大きく寄与するものである旨述べるとともに、自身の経験を交えながら人的交流の重要性を改めて想起しつつ、日本のことを誰よりも深く知る先輩として、ASEAN各国からの優秀な後輩の日本への留学をサポートして欲しい旨述べました。
- これに対し、各国の代表から、日本における留学経験が母国での社会生活にいかにいかされているかを述べつつ、引き続き、日本と母国との関係の一層の強化に励みたい旨の発言がありました。
- 結びに、柘植副大臣から、日本とASEANは、留学を含む人と人との幅広いネットワークを礎とし、心と心がつながるパートナーであるとの思いを新たにした旨述べた上で、今後も、日本と各国の関係をより強固にするためにも、ASEANとの協力関係を更に深めていきたい旨述べました。
(参考)ASEAN元日本留学生評議会
ASEAN元日本留学生評議会(ASEAN: ASEAN Council of Japan Alumni)は、ASEAN10か国の元日本留学生会の連合体組織で、1977年に設立。会員数は5万人を超え、各国の閣僚を始めとする著名人が所属。ASEANにおいて、各国の元日本留学生会の活動に関する意見交換を目的とする総会や日・ASEAN関係に関する議論を行うシンポジウムを開催している。