報道発表
フリン米太平洋陸軍司令官による辻󠄀外務副大臣表敬
令和5年12月12日
12月12日、午後5時10分から約20分間、辻󠄀清人外務副大臣は、訪日中のチャールズ・フリン米太平洋陸軍司令官(陸軍大将)(Gen. Charles A. Flynn, Commanding General, U.S. Army, Pacific)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、辻󠄀副大臣から、フリン司令官の訪日を歓迎するとともに、11月29日に屋久島沖で発生したCV-22オスプレイの墜落により亡くなられた乗員・御遺族に対するお悔やみを伝えました。その上で、辻󠄀副大臣から、日本、そして地域の平和と安定のために日々尽力する米軍、特に米陸軍の皆様に感謝したい、インド太平洋地域の平和、安全、繁栄の礎である日米同盟の抑止力・対処力を強化すべく、日米でしっかりと協力していきたい旨述べました。これに対し、フリン司令官から、地域の平和と安定のために、引き続き日米で連携していきたい旨述べました。
- 双方は、一層厳しさを増す安全保障環境について深刻な懸念を共有し、インド太平洋地域の平和と安定の重要性を再確認しました。さらに双方は、同盟の抑止力・対処力強化に向けた日米間の安全保障・防衛協力について意見交換を行うとともに、様々な多国間の取組を進めることにより、地域における抑止力・対処力の強化に貢献していくことで一致しました。