報道発表
辻󠄀外務副大臣のアラブ首長国連邦(UAE)主催WTO非公式少数国閣僚級会合(オンライン)への出席
令和5年12月12日


12月11日、午後9時00分(日本時間)から約4時間、来年2月に開催が予定されている第13回世界貿易機関(WTO)閣僚会議(MC13)の議長国であるアラブ首長国連邦(UAE)の主催でWTO非公式閣僚級会合がオンライン形式で行われ、我が国からは、辻󠄀外務副大臣、吉田経済産業大臣政務官が参加したところ、概要は以下のとおりです。
- 今回の会合では、MC13における、開発及び電子商取引の分野に関する成果のあり方を議題として、オコンジョ=イウェアラWTO事務局長(Dr. Ngozi OKONJO-IWEALA, Director-General of World Trade Organization)も参加する中で、各国の閣僚等の間で意見交換が行われ、MC13の成功に向けて引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
- 辻󠄀副大臣からは、開発分野に関するMC13の成果について、途上国の多様性を踏まえたニーズ等に基づく具体的な議論が重要である旨強調しました。さらに、辻󠄀副大臣は、我が国のODAによる「貿易のための援助」(AfD)等の取組を紹介しつつ、ベストプラクティスや成功体験を共有することを通じて支援の成功例を広げていくことが重要である旨述べました。
(参考1)会合参加国・機関
UAE、豪州、ブラジル、カメルーン、カナダ、チリ、中国、コロンビア、コスタリカ、ジブチ、EU、ホンジュラス、アイスランド、インド、インドネシア、日本、サウジアラビア、韓国、モーリシャス、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウェー、オマーン、パキスタン、フィリピン、ロシア、サモア、シンガポール、南アフリカ、スイス、トルコ、英国、ウクライナ、ウルグアイ、米国、WTO
(参考2)第13回WTO閣僚会議(MC13)
- 閣僚会議はWTOの最高意思決定機関。通常は2年に1度開催。
- MC13は2024年2月26日~29日にアブダビ(UAE)で開催予定。