報道発表

第1回北朝鮮サイバー脅威に関する日米韓外交当局間作業部会の開催

令和5年12月7日

 12月7日、午後4時から約2時間、東京において、第1回北朝鮮サイバー脅威に関する日米韓外交当局間作業部会が実施されたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 今回の作業部会においては、石月英雄外務省サイバー政策担当大使兼総合外交政策局審議官、ジュン・パク米国国務省北朝鮮担当特別代表代行、李埈一(イ・ジュンイル)韓国外交部北朝鮮核外交企画団長が共同議長を務めました。
  2. 今年8月18日に行われた日米韓首脳会合において、三か国の首脳は、北朝鮮による不法なサイバー関連活動に対処し、サイバー関連活動によって可能となる制裁回避を阻止するための日米韓三か国間の協力を推進することに合意しました。今回の作業部会はこうした合意を踏まえて開催されたものです。
  3. 今回の作業部会において、三か国は、北朝鮮の不法な大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画の資金源となる、北朝鮮の不正なサイバー活動に対する懸念を改めて表明しました。その上で、北朝鮮IT労働者を含む北朝鮮のサイバー脅威に対する各国の取組や今後の日米韓協力等について意見交換を行いました。今回の議論は、日米韓で北朝鮮のサイバー活動に関する協力を進める政府全体の取組の一環として、外交的な取組に焦点を当てて行われたものです。
  4. 三か国は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、サイバー分野における対応を含め、引き続き緊密に連携することを再確認しました。

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