報道発表

国連PKO三角パートナーシップ・プログラム
「アフリカ地域の工兵(施設)要員に対する研修(オンライン)」の実施

令和5年12月1日

 12月4日から8日まで、国連三角パートナーシップ・プログラム(UN Triangular Partnership Programme)の下、国連活動支援局がオンラインで実施するアフリカ地域の工兵要員を対象とした作業工程管理課程(Construction Process Management Course)に、陸上自衛官5名が教官等として参加します。

  1. 国連三角パートナーシップ・プログラムは、国連、日本をはじめとした支援国及び国連PKO要員派遣国の三者が協力して国連PKO要員の能力構築支援を行う枠組みです。日本は、平成26年の第1回国連PKOサミットにおいて、TPP創設の契機となったPKO早期展開への支援を表明して以来、アフリカやアジア諸国のPKO要員を対象とした工兵(施設)及び医療分野の訓練を実施するため、自衛隊員等を教官として派遣して、本プログラムの推進に貢献してきました。
  2. 日本が、本プログラムの枠組みで作業工程管理課程に貢献するのは、4回目となり、アフリカ地域の工兵要員を対象としたプログラムは初めてです。本課程は、様々な工程表の作成実習等を通じて、PKOミッションにおける工事管理に必要な識能を修得させるものです。訓練生は、将来PKOミッションの現場において、一層効果的な活動に寄与することが期待されます。
(参考)作業工程管理課程概要
  1. 訓練期間:令和5年12月4日~8日
  2. 参加国:ウガンダ、ケニア、タンザニアから計30名を予定
  3. 教官等:渡邉貴博2等陸佐 以下5名(うち女性1名)
  4. 事業内容:アフリカ地域の工兵要員を対象とした作業工程管理課程をオンラインで実施

報道発表へ戻る