報道発表

日・パレスチナ外相電話会談

令和5年10月13日

 10月13日、午後6時00分から約15分間、上川陽子外務大臣は、パレスチナ・イスラエル情勢について、リヤード・マーリキー・パレスチナ外務・移民庁長官(H.E. Dr. Riad Malki, Minister of Foreign Affairs and Expatriates of Palestine)と日・パレスチナ外相電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、現地の情勢について、深刻な懸念をもって注視しており、今般のハマス等のパレスチナ武装勢力によるテロ攻撃について、特に罪のない一般市民に対する攻撃や誘拐はどのような理由であれ正当化しえず、日本としてこれを断固として非難する、事態の早期沈静化に向けて、関係者への働きかけをお願いする旨述べました。さらに、上川大臣から、邦人の安全確保について協力を求め、両者で協力していくことを確認しました。
  2. マーリキー長官から、本件事案を受けたパレスチナ自治政府の立場や対応とともにガザ地区の状況につき説明があり、両者は人道アクセスの改善の必要性について一致しました。
  3. 両者は、地域の安定のため引き続き事態の早期沈静化に向け取り組んでいくことで一致しました。

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